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本県産茶の全国的な地位についてみると、栽培面積、荒茶生産量は静岡県、鹿児島県に次ぐ全国第3位のシェアをもつ主要生産県です。また、かぶせ茶等のおおい茶では、全国第2位の地位にあり、全国シェアの約22%と高いウエイトを占めています。

また、近年需要が高まっている加工用原料茶についても、荒茶生産量全国第1位で、全国シェアの44%を占めています。ただし、関東の狭山茶(埼玉県)、玉露の宇治茶(京都府)など全国のブランド産地の茶と比較すると、「伊勢茶」は他府県産の銘柄茶の原料用茶として出荷されることも多く、今後、流通・消費段階で「伊勢茶」のブランド化を確立することが重要な課題となっています。

伊勢神宮のお膝元で栽培された渋柿で脱渋処理をして出荷しています。果肉がきめ細やかでやわらかく、まろやかでとろけるような味です。また、干し柿としても地元では有名です。昭和33年に伊勢市の天然記念物に指定され、また、三重県のバイオトレジャー発見事業にて認定を受けています。

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「三重いちご」として中京及び県内市場へ出荷する促成産地として市場から高い評価を受けています。「かおり野」「章姫」を中心に香り高いイチゴの生産を行っています。特に「かおり野」は、三重県で育成開発され、上品な香りを特徴とし、糖度が高く、爽やかな甘みがあります。

伊勢赤どりの歴史は古く、その誕生は約25年に遡ります。今となっては、全国的に赤鶏系の品種が多く見られますが、伊勢赤どりはその先駆品種となります。

あまり知られていませんが実は、熊野地鶏は伊勢赤どりのルーツを持っているのです。

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北浜・豊浜地区を中心に、野菜指定産地による秋冬ねぎが栽培され、中京・京阪神方面に出荷され、野菜の中の生産高では上位を占めています。今後も、品質、収量の向上と生産安定、確率された周年出荷体制を推進しています。JA伊勢で「伊勢やさい」として指定し、ブランド化を進めています。収穫期は一年中で作付面積は55ヘクタール。生産量は762tです。

五か所みかんは有名で、丹精込めて育てたみかんであり、中でもマルチシート栽培で育てた糖度13度以上のものは、南伊勢ブランド品に認定されています。自然に生える草の力を借りて豊な土壌を作り、作物を育てる、という『草生栽培』に取り組んでいるのうかもあります。みかん大福などの商品も販売されています。

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生産調整の重点作物として、北浜・豊浜・小俣・城田地区などでの個人および営農集団等による栽培が行われています。収穫期は6月で、作付面積は161ヘクタール。生産量は554tです。現在、拡大していくための高品質化を進める技術導入を推進するとともに、より一層の拡大に向けて連作障害等の課題解決のための取組みを進めています。

小俣・豊浜地区を中心に栽培され、県内を中心に大玉・中玉・ミニトマトを出荷しています。また、生産者部会を作り研究し、その品質などを高め均一で高いクオリティーのトマトを消費者に提供しています。JA伊勢で「伊勢やさい」として指定し、ブランド化を進めています。

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キャベツは、煮てよし、炒めてよし、生でも美味しく食べられる万能野菜であり、栄養価もとても高くなっています。

キャベツにはうま味成分のグルタミン酸が豊富に含まれていて、煮込み料理にするとうま味が増すので、煮込んだ料理にするのもいいのですが、キャベツの栄養成分をムダなく摂るためには生食がおススメになります。キャベツは周年流通していますが、春に出まわる春キャベツ・冷涼地で栽培される夏キャベツ・寒玉ともいわれる冬キャベツに分けられています。

 

​小俣地区において、担い手による麦作裏栽培として取組が行われており、今後も地域水田の高度利用と担い手への作業集積の推進を進めています。

 

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鳥羽志摩産の「三重オクラ」というものがあり、三重オクラは鮮度や品質が良いと言われています。JAでは2008年から、サルやイノシシによる獣害の少ない作物として、オクラの栽培を推進しています。三重オクラは『アーリーファイブ』という品種で、断片が星型に見えることから「七夕に三重オクラを食べよう」というPRキャンペーンも展開しています。

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キャベツのように結球した葉を食用とするが、結球様の形状はキャベツがやや横に扁平なのに対し、ハクサイは縦に長い。葉は結球の外側は緑色をしているが、結球の内部へいくほど黄白色になる。栄養価は外側ほど高い傾向がある。

旬は冬。霜に当たると甘みが出て美味。味は比較的淡白であり、キャベツなどと比べると柔らかい。生ではシャキシャキした歯ざわりがあり、煮込むと柔らかくなる。

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主にハウス水耕栽培したものが周年出荷されており、茎と葉が食用とされており、さわやかな香りが特徴の香味野菜(ハーブ)です。β-カロテンを多く含む緑黄色野菜です。

おひたしや和え物とするほか、吸い物や鍋物、丼物の具として用いられています。

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